目の病気とルテイン

目の病気にかかる人が急増しています。

中高年層を中心に増え続けているのが白内障、緑内障、黄斑変性症の3つの目の病気で、これらは 目の生活習慣病といわれています。

白内障、緑内障、黄斑変性症は年を取るほど、起こりやすいといわれていますが、データをみると 生活習慣の欧米化や自然環境の悪化などの影響もあることも事実で、最近は目の老化の若年化が進行して いるため、30代や40代で起こる場合も決して珍しくありません。

こうした目の病気を引き起こす直接的な原因は活性酸素だといわれています。

活性酸素は紫外線やパソコンやテレビなどの人工の光、環境汚染物質、喫煙、ストレスなどの影響を うけて体内に炎症反応が起こると大量に発生します。この活性酸素が細胞を傷つけて老化が促進され、 白内障、緑内障、黄斑変性症の原因になるわけです。

白内障、緑内障、黄斑変性症の3つの目の病気

 白内障
水晶体が白く濁る白内障の場合、水晶体の成分であるタンパク質が活性酸素によって酸化することから 発症し、モノがかすんでみえたり、光に敏感になって眩しく感じたりします。

 緑内障
眼球内を循環している房水という水分が活性酸素の影響をうけて代謝異常を起こすことが原因と 考えられています。眼球内に水分がたまりすぎることで眼圧が異常にあがり、視野が欠けたり 視力が低下したりします。

 黄斑変性症
網膜に含まれる脂質の酸化がきっかけになって組織内の新しい血管が異常発生し黄斑部に浸出して 亀裂を引き起こすことが原因といわれています。その結果、焦点をあわせる機能が障害をうけて 視野の中心部がゆがんだり、著しい視力低下や色覚異常が起こったりします。

抗酸化力の強いルテインが不足している

私達の目には本来、活性化酸素の毒から目を守るための成分が備わっています。その成分が ルテインとゼアキサンチンです。(ゼアキサンチンは一部体内でルテインから生成されるので 両者を区別せずルテインに統一してお話します。)

ルテインには強力な抗酸化作用がある成分で、私達は普段、ほうれん草やケールなど緑黄色野菜を食べる ことでこれらの成分をおぎなって体内に貯蔵しています。

そのため日頃からルテインをふくんだ緑黄色野菜などを十分に補っていれば目の病気は防げるわけですが 年齢をかさねるごとにルテインを吸収したり、代謝する能力が衰えてきますし、野菜不足といわれる日本人の 食生活から必要量を摂取するのは並大抵のことではありません。

ただ、このルテインを摂取することで目の病気を予防できたり、治療できたりするのは研究によって 裏付けられているので、目の病気が増えてくる40代以降はなんとしてでも摂取したいところです。

・ルテインを摂取することで白内障の発生率が大幅に低下した。
・ルテインを日常的に摂取したグループはしなかったグループに比べて黄斑変性症の罹患率が43%も低下。

目の若返り成分であるルテインを積極的に摂取することで目の病気の予防にも治療にもつながるわけですね。

ルテインの配合量が多い野菜を紹介します。

ルテインは体内に吸収されるとそのほとんどが目の網膜と水晶体に蓄積されます。そしてそこで 活性酸素の発生原因となる紫外線や可視光線を吸収して網膜と水晶体の酸化を防ぎます。

白内障、緑内障、黄斑変性症といった目の病気の予防・改善に効果があるのはこういう理由からです。

 ルテインの配合量が多い野菜

ケール←おすすめ ほうれん草←おすすめ ブロッコリー 葉レタス
グリンピース キャベツ かぼちゃ とうもろこし 緑豆

食生活の偏り、喫煙やストレス、運動不足に過労など生活習慣によって肝臓の機能が低下すると 脂肪の消化吸収を助ける胆汁酸の分泌量を減らします。

ルテインは脂溶性成分であることから脂肪と一緒に摂取すると体内に吸収されやすいのですが 肝機能が低下している状態ではルテインの吸収率も下がってしまうというわけです。

また、食生活の偏り、喫煙やストレス、運動不足に過労など生活習慣は体内の酸化を促す活性酸素を 促す発生原因にもなります。活性酸素が大量に発生すれば目の中のルテインは目の酸化を防ぐために 大量に消費されますから結果的に不足を招きます。

ルテインを積極的に摂取するとともに生活習慣の改善をしないと白内障、緑内障、黄斑変性症を予防 することにはつながらないということです。